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評価:
和田 竜
小学館
¥ 1,575
(2007-11-28)
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内容(「BOOK」データベースより 時は乱世。天下統一を目指す秀吉の軍勢が唯一、落とせない城があった。武州・忍城。周囲を湖で囲まれ、「浮城」と呼ばれていた。城主・成田長親は、領民から「のぼう様」と呼ばれ、泰然としている男。智も仁も勇もないが、しかし、誰も及ばぬ「人気」があった―。
戦国モノってあんまり読まないから、普段使わない脳みそ使って読んだ気がする。
2009年本屋大賞2位ののぼうの城です。表紙はオノナツメさん。ずっと気になっててやっと読めました。
戦国の男たちって今じゃ考えられない程、義とプライドを重んじる人間なんですね。今日まで世界中のあらゆる場所で戦争は行われてきたと思うけど、日本の戦国武将みたいな人ってほとんどいないと思うよ。
実は半分くらいまであんまり面白くなくて、投げようかと思った。でも忍城での戦が始まってからは楽しくなって、すごい勢いで読んだ。
のぼう様もさることながら、その臣下の丹波と和泉と靱負が…!この三人の、石田の大軍勢との対峙がかっこよかった!
ちっちゃいのに強くて頭が良くてツンデレ(?)な 靱 負 が 好 き だ !かわいい!
でも正直「本屋大賞2位?」って首を傾げたんだけど、この評価の高さは歴史ブームの所為?