|
評価:
太宰 治
新潮社
¥ 540
(2009-04-25)
|
内容(「BOOK」データベースより)石垣島制圧に沸く琉球国を、祝賀のため訪れた蘭人たち。彼らが献上した軸物を見るや国王はたちまち顔面蒼白になった…。表題作「地図」をはじめ、「怪談」「花火」など同人誌等掲載の初期作品を通して、中学生津島修治から作家太宰治誕生までのドラマを読む特別篇。後年、太宰の筆と確認された「断涯の錯覚」や、文庫初収録の「貨幣」「律子と貞子」など文豪への出発点を刻印する作品群。
昨今の太宰ブームにのっかってみたよ!とりあえず初期作品集から。
太宰のどろっとした雰囲気は既に出来上がってる感じ。
ていうか『最後の太閤』を十五歳のときに書いたのか…さすが天才は違う。