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評価:
ロレッタ ラックス
青幻舎
¥ 3,675
(2005-03-31)
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出版社/著者からの内容紹介
絵画、それとも写真? 現実、それともファンタジー?
ロレッタ・ラックスがつくりだす、美しくも謎めいた子供たちのポートレート。
魂に訴えかけるような美しさをもつ、子供たちの肖像。
それはベラスケス、ゴヤら巨匠の作品を彷彿とさせるサーフェスの輝きと、
どこか遠くを見つめているような捉えがたい表情が印象的だ。
さらに、空間の不思議な奥行き。作品に登場する子供たちはリアルではあるが、
「子供らしい」子供ではなく、神秘的なエイリアンのよう。
私たちはその奥深いイメージの中に、
時の秘密を、鏡の中の過去の自分を探してしまうのかもしれない。
本書は初の写真集で、英語版、ドイツ語版、日本語版が世界同時発売となる。
厳密には読書じゃないけど、一応本なので。
ロレッタ・ラックスの写真集です。
写真なのになんだろうこの現実感のなさ。
まさに神秘的なエイリアンのような子ども達の写真を見ていると、ものすごく不安な気持ちになる。そしてそれがクセになる。
個人的には『Spring』が一番好き。