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本と映画。腐女子なので感想にBL表現まじります。そのあたりご了承のうえどうぞ。
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# こごえた背中の、とける夜
内容(「BOOK」データベースより)
雨の午後、俺と彼は恋に堕ちた―夏の雨の中、俺と彼は出会った。時計職人で42歳の俺と、まだ幼さの残る20歳の彼。彼の白く小さな顔、細長い体つきは上等なマネキンのようで、15センチも背の低い俺は、まるで月に恋した蛙だった。一見おだやかな二人暮らしと、その裏にはりついた不安…俺は彼のことを何も知らなかったんだ。哀切な恋愛小説『きみの背中で、僕は溺れる』の沢木まひろ、待望の書き下ろし新作。


いろいろツボりすぎた。20歳攻め42歳受けの歳の差。ゲイの息子とその母の葛藤。やはりその歳の差ゆえのいつか訪れるかもしれない別れ。そして兄と弟の異常な関係…!(←反転)それらの要素が綺麗にまとまっていて、とても良かった。野月の母とか、土居茜とか、蛍の兄の奥さんとか、女性陣もけっこう好きだった。
それにしても『きみの背中で〜』といい、この装丁はどうにかならないのか…!
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