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評価:
冲方 丁
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 1,890
(2009-12-01)
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内容(「BOOK」データベースより)
江戸時代、前代未聞のベンチャー事業に生涯を賭けた男がいた。ミッションは「日本独自の暦」を作ること―。碁打ちにして数学者・渋川春海の二十年にわたる奮闘・挫折・喜び、そして恋!早くも読書界沸騰!俊英にして鬼才がおくる新潮流歴史ロマン。
2010年本屋大賞受賞作。さすがおもしろかったー。
だらだらと助長的な小説よりも簡潔にまとまった感のある小説が好きですが、これはあと1.5倍くらいはボリュームがあってもいい本だったと思う。後半は特にあっさり書かれすぎている感じがしたので、なんだか勿体ないような気がした。個人的には道策とか闇斎とかもっとエピソードが欲しかった…!
色んな可能性(BL的な意味で)を感じましたが、道策×春海が一番好きだ!年下ツン攻めたまらん。