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本と映画。腐女子なので感想にBL表現まじります。そのあたりご了承のうえどうぞ。
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# オー!ファーザー
評価:
伊坂 幸太郎
新潮社
¥ 1,680
(2010-03)

内容(「BOOK」データベースより)
みんな、俺の話を聞いたら尊敬したくなるよ。我が家は、六人家族で大変なんだ。そんなのは珍しくない?いや、そうじゃないんだ、母一人、子一人なのはいいとして、父親が四人もいるんだよ。しかも、みんなどこか変わっていて。俺は普通の高校生で、ごく普通に生活していたいだけなのに。そして、今回、変な事件に巻き込まれて―。


伊坂本人曰く、本作は伊坂幸太郎第一期(ゴールデンスランバー以降が二期)の最後を飾る作品。雰囲気はチルドレンとかに似てると思う。なんとなく陽気なギャングシリーズも思い出した。
異常な家族構成にも関わらず、和気藹々しているあたりはさすが伊坂。しかもそれを違和感なく読ませるのがやっぱり筆力なんだろうなあ。個性豊かなお父さんたちがすごく魅力的。由紀夫とお父さんたちの会話も相変わらずの軽妙さで良かった。

田中の登場にやけに感動した。
拘束具!
「オ、ト、ウ、サ、ン、ナ、ン、パ、ハ、ヤ、メ、テ」
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| - | 2011/02/19 2:07 AM |
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